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2008年 9月25日(木) 「自然」は「自然のまま」がいい。

 先日(22日と24日)、琵琶湖の湖北・湖西を歩いた。湖畔から見る琵琶湖は美しく、私の心を癒してくれた。どうしてこんなに美しいんだろう。どうしてこんなに気持ちが落ち着くんだろう。
 「自然」を眺めていると、一時でも、人間や人間社会のことを忘れる。人手が加わっていない「自然」だからこそ、美しく感じ、心を癒してくれる。 護岸堤防のコンクリートの壁が、殺風景だからといって、近くの小中学校の児童や、高等学校の美術部の生徒らによって、極彩色の絵が書かれているのをよく見かける。余計なことだと思う。心の安らぎを与えてくれるのは人手が加わっていない「自然」である。自然は自然のままが美しく、自然のままで美しい。自然に優る美はない。人間のにおいを感じるものからは、心の安らぎはえられない―というのが今の私である。

 

2008年 9月19日(金) 「地球」を救え?

 地球が誕生したのは約46億年前のことである。気が遠くなるほどの長い年月の間に、地球上では氷河期や間氷期が繰り返され、地殻変動、隕石の落下など、数知れぬ天変地異があった。その都度、ある生物は死滅し、一方で新たな生命が誕生した。このような地球上での変化は、生き物にとっては一大事であったろうが、巨大な天体の一つである「地球」そのものにとっては些細な出来事であった。
 人類は今、地球温暖化のため、「地球を救え!」と叫んでいる。地球温暖化は「人類」の危機であるかもしれないが、「地球」そのものの危機ではない。地球温暖化のために人類が死滅したからといって、「地球」自体は、なんら困らない。核戦争で、あらゆる生物が死滅しようと、「地球」そのものは、びくともせず、凛として存在し続ける。「地球」そのものは、そんなに軟いものではないのである。「地球」はその誕生から今日まで46億年の間、人類の助けなくして、たくましく存在し続けてきた。だから、数百万年の歴史しかない「人類」が「地球を救え!」などと言うのは不遜なことだ。言いたければ素直に「人類を救え!」というべきだろう。
 人類が滅びても、この地球上で生きるにふさわしい新しい生命が誕生し栄えるだけである。「人類」に「地球」が滅ぼされることはない。滅びるのは「人類」である。他の生き物を道ずれにして。道ずれにされる生き物こそ哀れな存在である。

2008年 9月17日(水) 八軒家浜船着場にて。娘さんが一人、デッキで涙を拭いていました。

 八軒家浜船着場に行ってきました。明るいうちに行き、日が暮れてから再び訪ねました。夜は青い光でライトアップされていて、なんとなく冷たく寂しい感じがしました。若いアベックが何組かいた中で、一人ぽっちの娘がデッキで涙を拭いていました。失恋でもしたのか、なにかほかに悲しいことでもあったのでしょうか。船着場というところは昼でも人を感傷的にさせるものです。ちょっと気にかかる姿を見てしまいました。「人生には、幾度となく泣きたいときがあるものですよ。落胆することはありません。必ずいいことが巡ってくるのも人生なんですよ」と励ましの声を掛けてあげたかったのですが、今の私にはできませんでした。

2008年 9月14日(日) 岸和田だんじり祭に行ってきました。

 犬鳴山からの帰りに、岸和田だんじり祭に行ってきました。有名な祭なので、一度は見ておきたかったのです。残念なことに一帯は、ゴミ、ゴミ、ゴミで、まるで巨大なゴミ箱の中を歩いているようで、終始不快な気分でした。主催者側に落度があるのか、観客のマナーに問題があるのか(多分、これが一番大きい)、それともこんな程度のことで不快に感じる私に問題があるのか。ある人に聞くと、京都の祇園祭は綺麗だったそうです。ただ、祇園祭では食べ物の屋台は出ていなかったそうで、それでゴミもでなかったのかもしれません。とはいえ、日頃から感じているのですが、京都や奈良に比較すると、大阪の街は汚いです。言葉使いにも品の悪さを感じます。品の悪さを売り物にしているのでしょうか。まあ、年に一度のお祭のことですから、「無礼講」ということで、許されてもいいでしょうがね。

2008年 9月11日(木) 久しぶりに出会った好青年・・・

 JR笠置駅の狭い構内で、電車が来るのを待っていた。夜8時頃のことで、周囲には私以外に誰もいなかった。しばらくして、一人の青年が入ってきた。「ここで寝てもいいでしょうかねー」。私は急なことで、最初状況がつかめなかったのだが、この青年は北海道に住んでいて、北海道を起点に、バイクで日本縦断中の青年であることが分かった。テントは持っているが、できれば屋根があるところで寝たいそうだ。私は「(ここで寝ても)いいんじゃない」と、ぼんやりとした返事しかできなかった。しばらくこの青年と話をしたのだが、この青年は現在フリーターで稼ぎながら、生きているといっていた。それにしても、バイクで日本を縦断するとは、この青年にとっては、楽しいことかもしれないが、それなりの信念がないとできないものではないか。「迷惑になるといけないので、もう少しさがしてみます」というようなことを言って出て行った。言葉づかいといい、態度といい、しっかりしたものを根に持った好青年に私には見えた。

2008年 9月 2日(火) こんな夢を見る私は善人?

 三日の間、立て続けにゴギブリが出てきた。その都度、殺虫剤を振りかけて退治した。そんなことがあって最近、巨大なゴギブリが夢の中で現れた。ゴギブリだって生きている。人間の勝手な都合だけで、その命を絶ってもいいものか。罪の意識が、このような夢を見させたんだろう。こんな夢を見るのも、きっと私が「善人」だからだろう。ということにしておこう。 

2008年 9月 1日(月) 故障により新しくパソコンを購入しました。

 新機種:NEC LaVie L LL750/RG1J 
 新OS :Windows Vista Home Premium
※ 新機種、新OSに慣れないため、戸惑っています。ホームページの写真のアップは少し遅くなることをご了承ください。


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