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2009年 4月11日(月) 人間は悪魔だ!

 ある日、山を歩いていたら、谷底から銃声が聞こえてきた。パーン、パーン、・・・。今、まさにイノシシ親子が恐怖の中で、逃げ惑っている。そんな姿が目に浮かぶ。人間だって好き好んで殺生しているわけではない。「害獣の駆除」のためである。でも、食材として提供するためということもあろう。そう思うと、人間は悪魔だ! グルメなんて糞くらえ! と思う。人間社会にあっては、「一つの命は地球より重い」とか、ちょっとしたことで「人権侵害だ」とか騒いでいるが、人と他の動物との関係では、人間はあまりにも勝手気ままに行動してきたと思う。
 山中で「イノシシ出没 危険!」などという看板に出合うことがあるが、人間のほうから山に進出しておきながら、「出没」というのは勝手気ままな言い草だ。山の中に入って、自然に親しむことはいいことだが、自然に親しむということの意義の一つに、自然を知ることによって、人間という生き物の勝手気ままさに気付くことがあってほしい。動物たちは森の中で謙虚に静かに生きているのだ。

2009年 4月10日(日) 「通」の人には違いがわかる。

 私のこのホームページでは、沢山の写真を掲載しているのだが、「同じ写真が多い」という声(幻聴)を聞いた。登山道の写真のことではないかと思う。登山道は同じように見えても違いがある。登りの道、下りの道、細い道、広い道、見通しのきく道、鬱蒼とした樹林帯の中の道、曲った道、真っすぐな道、小さな石が無数に転がる道、浮石が多く、うっかりすると捻挫をしかけない道、大きな岩を越えないと先へ行けない道、「落石注意!」とある道。そんな様々な表情を見せる道を、周辺の雰囲気も含めて、その違いがわかるように写真に撮るのは難しい。見る方では、同じような写真が何枚も連続して出てくるように見えてしまうところもあるだろう。同じ写真が連続して出てくるように見えてしまうところがあるとすれば、それは私の写真に対する技術の未熟さによるのだろう。その違いを的確にとらえて写す技術が未熟なのである。
 酒やビール、タバコなどは銘柄によって「味」に違いがある。私はタバコについては、たしなんでいたことがあるので、その「味」の違いがわかるのだが、酒は飲まないので、日本酒やビールの銘柄による「味」の違いがわからない。日本酒とビールの違いぐらいはわかるかもしれないが、アサヒビールとキリンビール、サッポロビールの「味」の違いがわからない。どれも同じ「味」をしている。  そのことに興味がなく、その道の「通」ではない人には、「味」の「違いがわからない」から同じ写真に見えてくる。こんな解釈をして自己を慰めている。

2009年 4月 2日(木) 継続は力なり!

 今日、いわゆる「リトル比良」を縦走した。リトル比良を縦走するのは2回目である。初回は2006年4月18日だったから、丁度3年ぶりということになる。初回の所要時間は約9時間30分だったが、今回は6時間だった。6時間というのは標準所要時間である。最近は標準所要時間で歩くことが出来るようになった。継続は力なりだ。




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