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2011年 3月30日(水) 第83回選抜高等学校野球大会を観戦して・・・

 勝負ごとには関心がないが、第83回選抜高等学校野球大会を観戦するため、阪神甲子園球場に出かけた。東北関東大地震があり、開催すべきか、中止すべきか、議論されたようだが、(私自身は「自粛すべき」という考えに傾いていたのだが)、会場に入って、開催して良かったという気にさせられた。どうしてだろうか。選手に限らず、応援団も、純粋に、健気に、一途に、一つのことに集中し、打ち込んでいる。そんな姿に、真面目さを感じ、心を打つものがあったからである。社会人になってからも、この純粋さ、健気さ、真面目さ、を失わずにいてほしいものである。

2011年 3月28日(月) 「車」は移動・運搬の便利な手段だが・・・

 車は道路が寸断されている状況下では、役に立たない。たとえ、整地された道路であっても、ガソリンがなければ走れない。そのガソリンの調達がままならず、震災復興を阻んでいる。
 現代人は車に頼り過ぎている。車があることを前提に社会が動いている。だから、車がないと何もできない(と思っている)。
 昨年、某出版社発行『震災時 帰宅支援マップ』を購入し、紹介されている全ルートをほぼ踏破した。その時の記録の一部を、参考として記しておく。車がなくても「足」はある。自分の足を使って、意外と長い距離を歩くことができた。
(「踏破した」と言っても、重い荷物を背負って同じように歩けるか、と問われれば、ちょっと自信がないが。)
大阪→京都 約46km 約13時間 72,800歩 (2010年 5月29日)
大阪→奈良 約39km 約11時間 62,500歩 (2010年 6月16日)
大阪→神戸 約31km 約10時間 53,500歩 (2010年 6月14日)

2011年 3月21日(月) 東北地方太平洋沖地震。今の自分に出来ること。

 今月11日午後2時46分ごろ、マグニチュード9.0という、国内観測史上最大の大地震(東北地方太平洋沖地震)が起りました。当日の私は、ハイキングで外を歩いていましたので、全く気づきませんでした。一瞬のうちに、普通の生活から、悲惨な生活に陥ってしまった被災者の方々のご苦労を思うと、被災者のために何かしなければという気持ちにかられるのですが、結局のところは、何も出来ずにいる自分の行動力のなさを恥じています。今からでも、「気負わず、助け合いの精神で、今の自分に出来ること」で、少しでも被災者の方々のお助けをしたいと思っています。

2011年 3月18日(金) 自然は自然のままで美しいのだ。

 今日、飛鳥歴史公園を散策したのであるが、一種の「自然破壊」ではないのかと思うほど、人の手を加え過ぎている。自然は自然のままで美しいのだ。これはこれで「自然」といえるかもしれないが、私の好みではない。だから私は、「自然」を求めて「山」に行く。

2011年 3月 2日(水) 映画『野菊の墓』(原作:伊藤左千夫、主演:松田聖子)を観る。

 インターネット動画サイト「GyaO!」の「昭和TV」で、映画『野菊の墓』を観ました。明治初期の農村を舞台にした可憐な純愛物語です。日本の原風景と言ってもいい、のどかな田園風景が出てきます。古いしきたりのために、若い男女の悲しい別れが訪れるのですが、主人公である民子からは、今ではあまり見かけなくなった、健気さ、純真さ、素朴さなどを感じることができ、郷愁を誘います。
 この映画を観てからすぐ、文庫本(私の蔵書)でも読みました。活字で読むのは三度目くらいではないかと思います。上映時間とほぼ同じ時間(約1時間30分)で読めました。映画で観ても、活字で読んでも、いつも泣かされます。民子が嫁いだ先の男の気持ちを考えると、単純に泣かされていてはだめかもしれませんが。
「GyaO!」では今月末まで公開されていて、無料で観ることができます。 インターネットの「青空文庫」でも、無料で読むことができます。