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2014年11月10日(月) 非常識な奴だとお思いでしょうが・・・

 「常識」と言われるものに忠実に従って行動していれば、気楽に生きられるのかも知れませんが、「真面目」に真理を追求しようとすれば、「常識」と言われていることの中身について疑わざるをえないのです。時には、常識こそ非常識ではないかと思ったりします。常識に逆らって生きていくことは辛いことではありますが、「真理」を追求しだすと、この世間での「常識」というもの、言葉を換えて言えば「マナー」だとか、そういうものに従順に従うことが出来なくなるのです。

2014年11月 2日(日) 喜んでもらえる贈り物とは・・・

 お祝い事があって贈り物をする時、何にしようかと迷うことがあるだろう。親しい間柄だったら、相手が欲しいものを率直に聞いてみるのがよい。
ある時、ある人から、こんな贈り物をいただいた。一つは食料品の「缶詰」である。いざという時のための保存食として役に立つものであろうが、いざ蓋を開けようとしたところ、缶きりがないと開けられない代物だった。最近はプルが付いていて、それを引っ張るだけで容易に開けられるようになっている。缶きりがないと開けられないのでは、非常の際には役に立たない場合が起りうる。
ある時、ある人から、電子レンジで「チン」すればいいだけの「ご飯」をいただいた。これも、保存食として準備しておくのには都合が良いということになるだろうが、停電などの非常時には役に立たない。暖めなくても「そのままでも食べられます」と但し書きがあるものがいい。私は日頃から、「そのままでも食べられます」と書かれているものを買っている。
ある時、ある人から、ペットボトル入りの飲料水をケースでいただいた。私は山歩きを趣味にしているので、ペットボトル入りの飲料水をよく買う。これはありがたい。蓋をねじって回せば、容易に開けて飲めるので、非常時にも役立つ。ところが、このペットボトルが二本、三本となると、結構重いのである。だから現地で調達することを原則にしている。
 このように、本当に喜んでもらおうと思えば、贈られる側の気持ち、事情を十分推測してからでないと、かえって、感謝されないということにもなりかねない。だから、親しい間柄だったら、気楽に本当に欲しい物は何かを聞いてみることだ。相手に喜んでもらえない品物だったら、お礼の気持ちも伝わらないだろうから。

2014年11月 1日(土) 人は年をとるから老いるのではない。夢を失う時、老いるのだ!

 今年もあと2か月を残すだけになりましたね。人生というものは、とても長いもののように思っていましたが、高齢者と言われる年齢に達してからは、とても短いものだと感じます。
 先日、寝屋川に沿って歩いていたら(私は川や海沿いの道を歩くのが好きなのです)、堤防の壁にこんな言葉が書かれていました。(堤防には児童が描いた絵もたくさんあり、一つの企画としてなされているもので、落書きではありません)
「人は年をとるから老いるのではない。夢を失う時、老いるのだ」
 なるほどそうだと思ったのですが、こんな言葉に心を引かれることこそ、年とった証だと思うと、残念な気持ちも湧いてきました。客観的な年齢はどうしようもないことですが、主観的年齢はいかようにもなると思います。人生訓やことわざというものは、長い年月をかけて生まれてきたものでしようから、そこには真実があると肯定的にとらえ、素直な心で受け止めることが必要ではないかと、反省もしました。