先日、役所から「敬老優待乗車証交付のお知らせ」という文書が届きました。年３，０００円の負担金と、乗車一回につき５０円の負担で、電車・バスの利用ができるというものです。高齢者といわれる年齢に達しても、内にこもらず、健康維持のためにも、電車・バスを多いに利用して外に出かけ、健康維持に努めてくださいということらしいですね。ありがたいことではありますが、いよいよ私も「老人」の仲間入りをしてしまったということで、残念な気持ちやら、情けない気持ちやらが入り混じっています。

　先日、大阪舞洲ゆり園に行ってきました。これはこれで美しいものでしょうが、人の手が加わった美しさであり、「自然」の美しさというものを感じることができませんでした。山道を歩いていて、細い道沿いにポツンと一輪の花を咲かせているのを見ると、その花の可憐さと、けなげさ、いじらしさとともに、そのたくましさ、自然の不思議と脅威を感じます。何を美しいと感じるかは、人それぞれでしょうが、人手を加えず、自然を自然のままで愛でるのも、必要なことではないかと思います。入場料は大人１，２００円、開催は７月３日（日）までです。