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2017年 2月11日(土) 「高齢者」という言葉は不必要だと思うのですが・・・

ちょっとばかり気になって、そもそも「高齢者」の定義がどうなっているのかを調べてみました。今時のことですから、インターネットで検索すれば、容易に情報を得ることができました。その情報によると、日本の統計調査では65歳以上、国連では60歳以上、世界保健機構(WHO)では65歳以上としています。また日本では、65歳から74歳までの人を「前期高齢者」、75歳以上の人を「後期高齢者」としているようですね。
ここで思うのですが、たんに「65歳以上の人」とか、「65歳から74歳までの人」という風に言えば済むことではないのでしょうか。わざわざそこに「高齢者」という言葉を付ける必要性はないと思うのです。 「あなたは高齢者と呼ばれる年齢ですので、健康に注意して下さい」という意味ならいいのですが、長生きすることが、何らかの迷惑を社会にかけているのだという気持ちがしてきて、「社会の迷惑、負担にならないように、そろそろ死んでください」と言われているような気もしてきて、長生きするのも、気を遣うことでもありますね。たんに「長生き」するのではなく、「健康で長生き」することが大切ということですね。