▼戻 る▼

2017年 3月 6日(月) 交通事故は他人事ではありません。十分ご注意してください。

 つい先日、信号機のない横断歩道を渡ろうとして、ひゃっとした瞬間を味わいました。交通渋滞で、自動車が横断歩道上にも、すきまなく停車していたのです。なんとかすき間をぬって渡ろうとしたのですが、いきなりこめかみ付近に衝撃を受け、眼鏡が耳から外れて落ちそうになりました。一瞬のことでした。すぐに「横断歩道上で停車中だった車」がぶつかってきたということを知ったのです。中型のトラックで、幸いなことに、その車はすぐに停車しました。見上げると運転席が見えました。悪いのは車のほうだという自信があったので、「ここは横断歩道やで!」と、運転手の顔を見上げて、三度ほど、叫びました。運転手は自分のほうが悪かったという自覚があったのでしょう。苦笑いを浮かべながら「すみません!」「すみません!」という言葉を発しているのが分かりました。私の姿が運転者の目につく位置にあったから大事に至らなかったのですが、横断者が腰の曲がったおばあさんだったら、運転者の死角に入って、大事故になっていたかもしれません。 信号機がない横断歩道では、横断しようとする人に優先権があり、横断しようとする歩行者がいたら、横断歩道の前で停止し、歩行者を横断させなければならないのです。すき間をぬって渡ろうとする私には何らの法規違反はないという自信はあったのですが、たとえ自分の行動が正しく、相手に落ち度があることであっても、自分自身の安全を守るためには、もっと慎重に行動すべきであったと反省しています。交通事故は他人事ではありません。十分ご注意してください。