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2007年 7月30日(月) 大池から地獄谷を登り、地獄谷西尾根(水晶山を経て)を下る。

天候:晴。

 今日の登山道は、登りも下りも、ポイ捨てのゴミが全く見られず、とても美しかった。この山に登るハイカーのマナーが特にいいからだろうか。マナーを守らない人間はどこにでもいる。美しい自然を守ろうとする篤志家、登山愛好家、諸団体による、いわゆる「清掃登山」のたまものではないかと想像している。
 ガイドブックによると今日のコースは、登りの「地獄谷」と下りの「地獄谷西尾根」ともに、経験者(中・上級者)向きとなっている。実際に歩いてみて、「一般向き」でもいいのではないかと思う。どうして、「地獄谷」という恐ろしい名が付けられていたり、特別危険な所もないのに「上・中級者向き」になっているのだろう。あまりに美しい所だから、一般の人たちに汚されたくない。その美しさは、自分たちだけのものにしておきたい。そんな独占欲が強い一部登山家のせいではないかと、勘ぐりたくなる。それほどに、美しい所であった。
 「地獄谷」の沢歩きは、とても涼しい。体は暑いのだが、不思議に汗をかかない。登りの辛さを忘れてしまう。また下りの「地獄谷西尾根」は、終始さわやかな風が吹き、汗ばんだ体をちょっと休めていると、すぐに寒くなってくるほどである。今日のコースは夏向きの登山コースとして、お勧めする。

●歩行時間:5時間30分 歩行歩数:22,200歩
●歩行コース
神戸電鉄有馬線「大池」駅前→地獄谷→ダイヤモンドポイント→地獄谷西尾根・水晶山→「大池」駅前。
 11時00分 神戸電鉄有馬線「大池」駅前 発
          ※登山口が分からず、約1時間の浪費。
 12時35分 「地獄谷」登山口 着
 13時25分 地獄谷大滝 着
 14時45分 ダイヤモンドポイント 着
 15時10分 水晶山 着
 16時10分 「地獄谷」登山口 着
 16時50分 「大池」駅前 着
 17時 5分 「大池」駅 発
 17時30分 「新開地」駅 着
 17時46分 「新開地」駅 発
 18時20分 阪神「尼崎」駅 着
写真(地獄谷)
写真(地獄谷西尾根)


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2007年 7月28日(土) 布引の滝、布引ハーブ園を経て、地蔵谷道から摩耶山に登る。

天候:晴。

摩耶山登頂は今日で7回目になるが、出来る限り未踏のコースを歩いた。
ヘビに3度出会う。(ヘビ対策・・・ゆっくり歩くことである。ヘビのほうが先にこちらの存在に気付いて逃げてくれる。ヘビに逃げる暇を与えてやればいい。そのためにはゆっくり歩くといい。)

地蔵谷道・・・何度も渡渉を繰り返す。沢の水は清らかで、比較的涼しく歩ける。夏向きのコースである。
シェール槍・・・「槍」と言われるだけあって、山頂は切り立った狭い岩場で、足がすくむ。360度の大展望で、六甲山牧場や眼下には穂高湖が望める。

●歩行時間:10時間 歩行歩数:35,000歩
●歩行コース
JR神戸線「三宮」駅前→フラワーロード→JR山陽新幹線「新神戸」駅前→布引の滝→布引ダム→市ヶ原→布引ハーブ園→新神戸ロープウェー「風の丘」駅前→地蔵谷出合→地蔵谷道→天狗道→掬星台(摩耶山山頂)→桜谷道→徳川道→シェール道→シェール槍→穂高湖→杣谷峠→六甲山牧場→阪急バス停「六甲山牧場」。
  6時30分 JR神戸線「三宮」駅前 発
  7時00分 JR山陽新幹線「新神戸」駅前 着
  7時20分 布引の滝(雄滝) 着
  7時30分 布引見晴台 着
  7時45分 猿のかずら橋 着
  8時00分 布引ダム 着
  8時30分 布引ハーブ園 着
  9時30分 新神戸ロープウェー「風の丘」駅前 着
 10時00分 布引ハーブ園 出る。
 10時40分 地蔵谷出合 着
 12時10分 黒岩尾根・地蔵谷・天狗道 分岐点 着
 12時45分 菊星台(摩耶山山頂) 着
 13時15分 菊星台 出る。
 14時15分 桜谷道・徳川道 分岐点 着
 15時30分 シェール槍・穂高湖 着
 16時00分 杣谷峠 着
 16時30分 六甲山牧場 着
 16時56分 阪急バス停「六甲山牧場」 発
 17時25分 阪急「六甲」駅 着
写真


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2007年 7月26日(木) @諏訪山・錨山・市章山から市ヶ原へ。A黒岩尾根から摩耶山に登る。B六甲山上散策後、寒天山道を下る。

天候:曇一時雨。

今日の主たる目的は、難所(経験者向き、上・中級者向き)と言われている「黒岩尾根」を踏破することであった。結果は「完全踏破」。黒岩尾根は、急坂登りが延々と続くので健脚が要求されるが、登山道を外さない限り、危険な所はない。

錨山・市章山・・・山肌には、「錨」「神戸市章」の形の電飾がある。ここからは神戸市街が一望でき、夜景が美しい。
黒岩尾根・・・摩耶山に登る登山道は幾つかあるが、黒岩尾根は健脚向きと言える。尾根道は長い急坂が続く。途中、展望はほとんどない。それだけに登山者は少なく、静かな山登りを望む人にとっては穴場かもしれない。

●歩行時間(@+A+B):13時間 歩行歩数(@+A+B):46,000歩

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@諏訪山・ビーナスブリッジ・錨山・市章山
●歩行コース
JR神戸線「元町」駅前→兵庫県公館→兵庫県警本部→兵庫県庁→相楽園→諏訪山公園・ビーナスブリッジ→錨山・市章山→二本松→狸々池→大竜寺→再度東谷→市ヶ原。
  5時43分 JR「尼崎」駅 発
  6時10分 「元町」駅 着
  7時15分 ビーナスブリッジ 着
          ※諏訪山ビーナステラス「愛の鍵」モニュメント
  8時20分 錨山 着
  8時35分 市章山 着
  9時20分 二本松 着
  9時40分 狸々池 着
 10時 5分 大竜寺 着
 10時30分 市ヶ原 着
写真(諏訪山・錨山・市章山)

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A黒岩尾根・摩耶山
●歩行コース
地蔵谷出合→黒岩尾根→アドベンチャーコース→摩耶山山頂。
 10時50分 地蔵谷出合 着
 10時53分 黒岩尾根登山口 着
 11時50分 石柱「神戸市役所、八十二号、神戸市界」 着
 12時15分 石柱「境界 P80」 着
 12時50分 アドベンチャーコース 着
 13時20分 地蔵谷道出合 着
 14時00分 摩耶山山頂(三角点) 着
写真(黒岩尾根・摩耶山)
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B六甲山上・寒天山道
●歩行コース
オテル・ド・摩耶→杣谷峠→三国池→三国岩→ダイヤモンドポイント→地獄谷出合→ノースロード→六甲山ホテル→記念碑台→ケーブル山上駅→寒天山道→阪急神戸線「御影」駅前。
 15時15分 杣谷峠 着
 16時00分 三国池 着
 16時10分 三国岩 着
 16時30分 ダイヤモンドポイント 着
 16時55分 地獄谷出合 着
 18時00分 ケーブル山上駅前 着
 19時20分 「山麓リボンの道」 着
 19時50分 阪急神戸線「御影」駅前 着
写真(六甲山上・寒天山道)


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2007年 7月22日(日) 二上山に登り、竹内街道を歩き、当麻寺から屯鶴峯へ。

天候:曇

二上山・・・奈良県と大阪府の境にあり、万葉集にもしばしば登場する山。山頂は雄岳と雌岳に分かれる。
竹内街道(たけのうちかいどう)・・・大阪府堺市から奈良県橿原市に至る古代からの道。
屯鶴峯(どんづるぼう)・・・凝灰岩が隆起し、風化浸食によってできた奇岩。

●歩行時間:8時間 歩行歩数:32,000歩
●歩行コース
近鉄南大阪線「二上山」駅前→二上山上ノ池横登山口→大津皇子の墓→二上山・雄岳→二上山・雌岳→鹿谷寺跡→竹内街道→当麻寺→石光寺→道の駅・ふたかみパーク当麻→屯鶴峯(ダイヤモンドトレール起点石)→ダイヤモンドトレール北入口→近鉄南大阪線「上ノ太子」駅前。
 10時34分 近鉄「阿倍野橋」駅 発
 11時10分 近鉄南大阪線「二上山」駅 着
 12時50分 二上山 雄岳 着
 13時15分 二上山 雌岳 着
 14時15分 鹿谷寺跡 着
 15時00分 竹内峠 着
 16時20分 当麻寺 着
 18時40分 屯鶴峯 着
 19時00分 ダイトレ北入口 着
 19時35分 近鉄南大阪線「上ノ太子」駅前 着
写真(二上山)
写真(竹内街道、当麻寺、屯鶴峯)


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2007年 7月18日(水) 金剛山に登る(千早本道→金剛山頂→水越峠→祈りの滝→一言主神社→九品寺)。

 金剛山登頂は8回目になるが、祈りの滝コースを歩くのは今回が初めてである。

千早城・・・大阪府南河内郡千早赤阪村にあり、楠木正成の城として有名。
祈りの滝・・・昔から峠越えの旅人や修験道者が幾度も立ち寄ったところ。この滝の近くに水質の良い(生でも飲めるそうだ)湧き水があって、沢山の人が汲みに訪れる。
一言主神社(ひとことぬしじんじゃ)・・・願いを一言だけ聞いてくれる「いちごんさん」として地元の人から親しまれている。御神木でもある大イチョウは樹齢1200年という古木で、「乳イチョウ」と呼ばれ、健康な子供を授かり、母乳が良く出るようにと子供を思う親の信仰を集めている。

●歩行時間:9時間 歩行歩数:42,000歩
●歩行コース
金剛登山口バス停→千早城跡→楠木正儀墓→のろし台跡→山頂広場→金剛山頂→葛城神社→一の鳥居→水越峠→祈りの滝→水分神社→一言主神社→九品寺→近鉄「御所」駅前。
 10時25分 金剛登山口バス停 着
 12時35分 金剛山頂 着
 14時50分 水越峠 着
 15時30分 祈りの滝 着
 16時15分 水分神社 着
 17時55分 一言主神社 着
 18時45分 九品寺 着
 19時45分 近鉄「御所」駅前 着
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2007年 7月11日(水) 長居公園(長居陸上競技場、大阪市立自然史博物館、大阪市立長居植物園)へ。

長居公園・・・大阪市東住吉区にある、大阪を代表する公園の一つで、関西屈指の競技場を誇る。園内は、スポーツ施設、植物園、自然園の3つのエリアに大別され、みどりの相談所や自然史博物館、障害者スポーツセンターなどが設けられている。
長居陸上競技場・・・長居公園内にある陸上競技場で、愛称「長居スタジアム」。世界陸上選手権大阪大会(開催日:2007年8月25日〜9月2日)の会場である。
大阪市立自然史博物館ホームページ

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2007年 7月 7日(土) 初谷コースから能勢妙見山に登る。大堂越を下り、野間の大けやきを見てから、一庫ダムへ。

初谷川・・・初谷川付近は「大阪みどりの百選」。
能勢妙見山・・・北摂の信仰の山として知られ、日蓮宗としては関西で唯一の霊場。ユニークな星の形をした信徒会館「星嶺」からは大阪湾、生駒山系、六甲山系、北摂の山々が一望できる。
野間の大けやき・・・国指定天然記念物。

●歩行時間:8時間 歩行歩数:41,000歩
●歩行コース
能勢電鉄「妙見口」駅前→初谷渓谷→能勢妙見山→大堂越→野間の大けやき→一庫ダム→能勢電鉄「日生中央」駅前。
 12時00分 能勢電鉄「妙見口」駅前 発
 14時15分 能勢妙見山山頂 着
 16時40分 野間の大けやき 着
          ※笹ヶ谷橋→笹ヶ谷トンネル→国崎大橋→桐山トンネル→知明りんどう橋→保ノ谷トンネル→一庫ダム
 20時00分 能勢電鉄「日生中央」駅前 着
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2007年 7月 6日(金) JR西日本「駅からはじまるハイキング28(和泉砂川コース)」を歩く。

 街道と田園風景が混在する―古道の名残りを感じる和泉砂川を歩く。

林昌寺・・・見事なツツジの庭園がある古刹。
長慶寺・・・参道階段脇のアジサイが美しい。
海会寺跡(かいえじあと)・・・白鳳時代に作られた海会寺の伽藍配置や、寺院建立に携わった人々や豪族の集落跡が史跡として整備されている。

●歩行距離:8.9Km 歩行時間:6時間 歩行歩数:18,800歩
(標準歩行時間〔食事や休憩・見学などの時間を含まない〕:2時間30分)
●歩行コース
JR「和泉砂川」駅前→林昌寺→長慶寺→市場稲荷神社→海会寺跡・一岡神社・古代史博物館→明治大橋→樫井古戦場跡→JR「新家」駅前。
  9時12分 JR「天王寺」駅 発
 10時00分 「和泉砂川」駅前 発
 16時00分 「新家」駅前 着
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2007年 7月 5日(木 ) 能勢電鉄主催「のせでん第1木曜ハイキング(山田橋から猪名川『歴史街道』コース)」に参加。

 コース上の山道は、雨後間もないため、ぬかるんでいて、靴はもちろんのこと、ズボンの裾も、泥にまみれながら歩く。猪名川ふるさと館までの「猪名川歴史街道」は、そばを流れる猪名川が涼感をさそい、暑いながらも比較的快適に歩くことができた。ほとんどが平地で、特別危険な所もないコースなので、日頃山歩きをしているものには少しものたりなかった。

  東光寺・・・行基上人が開基といわれる古刹。江戸時代後期の僧・木喰明満(もくじきみょうまん)上人の手になる、いわゆる「木喰仏」が14体残っている。木喰とは五穀や煮炊きをしたものを絶ち、木の実や山菜などを常食とする戒律のひとつで、この修行をした僧を木喰上人と呼ぶ。明満上人は90歳で現在の猪名川町の地を訪れ、多くの木喰仏を残した。

●歩行距離:10Km 歩行時間:3時間30分(食事や休憩・見学などの時間を含まない標準歩行時間:2時間15分)
●歩行コース
能勢電鉄「日生中央」駅前→山田橋→明神橋→山陽自然歩道→猪名川国際ゴルフ場→北田原→東光寺→屏風岩→道の駅いながわ→猪名川歴史街道→猪名川ふるさと館。
 10時00分 能勢電鉄「日生中央」駅前 発
 13時30分 猪名川ふるさと館(ゴール) 着
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